よくある質問は、netatalk に同梱された man ページで、ほとんどすべての回
答が得られます。
どうか最初はそれらを調べてください。
1.1 netatalk とは?
1.2 現在の netatalk のバージョンは?
1.3 netatalk の将来のために何を用意しているの?
1.4 netatalk はどこで入手できるの?
1.5 頭字語 (略語) は何を指すの?
1.6 netatalk がサポートするプラットフォームは?
1.7 netatalk をマシン X に移植する難しさは?
1.8 netatalk と CAP との違いは?
1.9 この faq 以外にもっと役立つものはあるの?
1.10 netatalk の発音は?
2.1 ユーザでの afpd ログインはできませんが、guest ではうまくいきます。
2.2 netatalk/afpd ボリューム上にフォルダを作成する時、
'Access Denied' エラーを受け取りましたが、フォルダはできていました。
2.3 いくつかのところに .paprc を置きましたが、lpd/psf/pap
を用いても印刷できませんでした。
2.4 SunOS 上で papd を使おうとしてますが、いつも
'connection timed out' を受け取ります。syslog のメッセージは
'/dev/printer not being found' を受け取ります。
2.5 CR/LF 変換を無効にするには?
2.6 シャドウパスワードをサポートしたい。
1.1 netatalk とは?
netatalk は、AppleTalk プロトコルのセットをカーネルレベルで実装したも
ので、元は BSD 系のシステムで開発されました。それは次のサポートを含ん
でいます。AppleTalk のルーティング、Unix と AFS のファイルシステムを
AFP(AppleShare) 経由で提供、Unix プリンタと AppleTalk でアクセスするプ
リンタを PAP 経由で提供します。いくつかのプリントとデバッグのためのユー
ティリティも含んでいます。
1.2 現在の netatalk のバージョンは?
- 最新の完全なリリースは
- 1.4b2+asun2.1.3
- 最新のベータリリースは
- 1.5
1.3 netatalk の将来のために何を用意しているの?
1.5 がリリースされます。このバージョンは主に 1.4b2+asun2.1.4 のバグ修
正と機能拡張を行っています。1.4b2+asun2.1.4 は netatalk が現在のホーム
ページに引越し、CVS 内に置かれるまでのバージョンでした。
netatalk への機能追加のため、熟考しなけれなならないことがたくさんあり
ます。netatalk の開発者のメーリングリスト
(netatalk-devel@lists.sourceforge.net) はこのための主要な議論の場です。
1.4 netatalk はどこで入手できるの?
こ
こです。
1.5 頭字語 (略語) は何を指すの?
- DDP
- Datagram Delivery Protocol
- RTMP
- Routing Table Maintenance Protocol
- NBP
- Name Binding Protocol
- ZIP
- Zone Information Protocol
- AEP
- AppleTalk Echo Protocol
- ATP
- AppleTalk Transaction Protocol
- PAP
- Printer Access Protocol
- ASP
- AppleTalk Session Protocol
- AFP
- AppleTalk Filing Protocol
- aecho
- send AppleTalk Echo Protocol packets to network hosts
- atalk
- AppleTalk protocol family
- atalkd
- AppleTalk RTMP, NBP, ZIP and AEP manager
- papd
- AppleTalk printer daemon
- psf
- Postscript Filter
- psorder
- PostScript pageorder filter
- routednetwork
- routing daemon
- ifconfigconfigure
- network interface parameters
1.6 netatalk がサポートするプラットフォームは?
- AIX
- もうサポートされません。
- FreeBSD
- v2.2 およびそれ以降で netatalk のサポートが含まれていま
す。
- Irix/SGI
- 移植されたものも、移植の動きもありません。
- Linux
- 1.3.x はカーネルでの AppleTalk サポートが含まれ、netatalk
1.3.3 およびそれ以降は Linux のサポートを含みます。
- NetBSD
- 今現在、netatalk のカーネルサポートが含まれています。こ
れが公式に含まれた最初のものは NetBSD 1.3 です。netatalk に関する範囲
で、最後版の 1.4 でもこのサポートが含まれるでしょう。
- NeXT
- 我々はもう移植は行いません。
- Solaris
- 2.4 およびそれ以降は、netatalk-1.4b2 およびそれ以降をベー
タサポートします。
- SparcLinux
- Tom Dyas 氏によるパッチがあり、たぶん、もうすぐ組込
まれるでしょう。
- Ultrix
- 1.3.3 およびそれ以降でサポートされます。
1.7 netatalk をマシン X に移植する難しさは?
場合によります。BSD に由来するマシンなら、完全なカーネルソースが必要だ
と思われます。
sysV マシンなら、netatalk の STREAMS バージョンを移植することは容易で
しょう。
1.8 netatalk と CAP との違いは?
netatalk と CAP との主な違いは構造で、2つあります。1つめは、netatalk
がカーネルレベルで AppleTalk を実装していることです。これは、一般的に
パケットの受信と特にルーティングが、効率的であり、実装が簡単であること
を意味します。新しいリンク層 (例、我々はいくつかの FDDI や PPP をサポー
トしています) を簡単に追加できることも意味します。これにひきかえ、CAP
は、それよりは効率が落ちますがより多数の方法 (例、DDP-over-UDP, NIT,
Berkeley Packet Filters) を用いることができます。
2つめの構造的な違いは、コーディングスタイルです。netatalk はバークレー
Unix ネットワーキングパラダイムの中に AppleTalk を統合しました。
UDP/TCP プログラマの役に立つすべてのセマンティックは、
netatalk-AppleTalk プログラマにも役に立ちます、例えば、sendto(),
select()。対照的に、CAP は MacOS のセマンティックで書かれています。
上記の違いは、主に開発者と管理者の関心です。エンドユーザは、たぶん、
netatalk が CAP より、(アーキテクチャとコーディングスタイルによる結果)
多少早いことしか気にしないでしょう。
1.9 この faq 以外にもっと役立つものはあるの?
我々のメーリングリストのメールアーカイブ (次に示すリンク集のページにあ
ります) はたいへん役に立ち、同様に我々の netatalk 関連のリンク集も役立ちます。
1.10 netatalk の発音は?
えぇ、いい質問です!真相を知らないと、よく間違って、この単語を "ネッエー
トーク"('net-'a-to.k) と発音する人がいます。正しい発音は、"ネドトー
ク"('ned-*-to.k) ("ド" は優しく、"ネ" はあいまい母音) です。[訳注:
つまり、日本語での発音を表記すれば、ネットークとなります。]
2.1 ユーザでの afpd ログインはできませんが、guest ではう
まくいきます。
LOG_DAEMON 機能は、どんな場合でも syslog に記録しているので、これを見
てください。"illegal shell /bin/tcsh for bob" のようなメッセージをたぶ
ん見つけられます。これは、afpd が getusershell(3) を使っ
て、ユーザの有効なシェルを確認していることが原因です。
getusershell は、/etc/shells を読みます。また、シャドウパスワードサポート を必要としている可能性もあ
ります。
2.2 netatalk/afpd ボリューム上にフォルダを作成する時、
"Access Denied" エラーを受け取りましたが、フォルダはできていました。
これは、たいへんよくあるコンフィグレーションエラーです。ユーザは親ディ
レクトリの group にいません。そのとき、Mac は新しく作成されたディレク
トリの group を親ディレクトリと同じに設定しようと試み、このエラーが生
成されます。対処は、そのディレクトリの group を、そのユーザがメンバで
ある group に変更します。
2.3 いくつかのところに .paprc を置きましたが、lpd/psf/pap
を用いても印刷できませんでした。
pap は psf により実行され、psf は lpd によ
り実行されます。pap が実行されるとき、その作業ディレクトリは、
/etc/printcap の中で割り当てられたスプールディレクトリです。従っ
て、.paprc はスプールディレクトリの中になければなりません。
pap はエラーを stdout に記録し、それは /etc/printcap の
中で割り当てられたログファイルに現れるでしょう。
2.4 SunOS 上で papd を使おうとしてますが、いつも
"connection timed out" を受け取ります。syslog のメッセージは
"/dev/printer not being found" を受け取ります。
あなたは Sun の lpd system を、いくつかのセキュリティパッチのどれかで更
新しています。それは、/dev/printer を /dev/lpd/printer に移しています。
今できる提案は、/dev/printer から /dev/lpd/printer へのシンボリックリ
ンクを作ることです。たぶん、後で、我々は netatalk が両方チェックするよ
うにします。
2.5 CR/LF 変換を無効にするには?
完全にすべての CRLF 変換を無効にするには、afpd の Makefile から -DCRLF
を取り除くべきです。
これは、afpd.conf の中の個々の共有基準に -nocrlf を使用することで無効
にすることもできます。
2.6 シャドウパスワードをサポートしたい。
あなたのシステムでシャドウパスワードを使うなら、1.5 より前のバージョン
の netatalk の場合、etc/afpd 内の Makefile の "CFLAGS=" の位置に
"-DSHADOWPW" を追加してください。
1.5 およびそれ以降のバージョンの場合、./configure のコマンドラ
インに --with-shadow を追加してください。
このサイトは、JF の協力の下、野本浩一 <hng@ps.ksky.ne.jp> が翻訳しました。
|